森博嗣『四季 冬』を文庫版で再読(愛蔵版でしか読んでなかった)。犀川と四季の再会、そして彼女の到達した生死。ファン・ブックは『秋』までだと思っていて(オール・スターという意味で)、これだけは違うと思っている。言うなれば、長すぎるエピローグじゃないかなあ。「やっべ、秋で書くこと書いちゃった」というふうにも受け取れますが。4章1冊から企画のために4分冊したようなので、知っておけば違った印象になるでしょう。それにしても酷いよね(苦笑)。
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12/15
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (91件) を見る