建築学会のために山中の大学に訪れた加部谷恵美たち。そこに西之園萌絵、国枝桃子、犀川創平の面々が集まる。しかし舞台となる大学には、奇妙な宅配便が届いていた。まるで手榴弾を模したキウイが1つ。そこにはまたギリシャ文字γの字が……。
懐かしの面々が集合する、まるで森博嗣版アベンジャーズの様。メフィスト賞よ、これが森博嗣だ的な。待ちわびた? 集大成? ではない通常営業っぷりにびっくり。ああでも森博嗣を読んでるな、幸せだなと思わせるところが恐ろしい。僕の意見なんだけど、このS&Mから始まる呪縛は、森博嗣が死なない限り終わらないと思うんですよね。
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/11/07
- メディア: 新書
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