R・D・ウィングフィールド クリスマスのフロスト

ロンドンから70マイル離れた田舎町のデントンは、いつもは静かな地域だった。しかしクリスマスを目前に、少女の失踪、銀行強盗もどきなど、様々な難題が立ち上がる。事件を対応することになったのはフロスト警部。仕事は滞り、机は何一つ片付かない。しかし誰もが一目おくのには理由があった……。

kindleのセールで安かったので久しぶりに再読。ジョークとサスペンスの緩急が上手くて、こんなにハラハラドキドキできたのか。笑いあり、涙あり、事件は意外とシリアスに展開していくので、シリーズ通して読むしかないな。どうしようもないフロスト警部に見えて、誰もが一目置いている様子のギャップが面白すぎる。