アイラ・レヴィン 死の接吻

2人は学生同士の恋人だった。卒業したら結婚をしようと考えていた。しかし彼女は妊娠した。結婚を迫られた男は野心のために計画した。絶対に失敗することはできない完全犯罪を。

23才でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀処女長篇賞を受賞。リーガルサスペンスから始まり、味変をくり返す物語が楽しい。運びはシンプルで多少古くさく感じるが、驚きに満ちているからこそ今でも読み継がれるのだろう。