宮澤伊織 裏世界ピクニック4 裏世界夜行

冬。閏間冴月に関する断片を求めて〈山の牧場〉を調査する空魚と鳥子たち。より侵食を深める裏世界に怯むことなく、一夜を過ごすために計画を練る。さらに過去を刺激される空魚だったが……。

夢に見るほどキャラクター小説に没頭した結果、抱けや! はよ抱いてしまえや! という感情が止められなかった。これはもう百合じゃなくて、ジャンル“性欲”です。20年前にも「君は読みかたがわかってない」と怒られたな……。2人の心の距離感で読者を揺さぶってクライマックスを迎えるかと思うと、想像だけでキャパオーバーしそう。