睡眠薬、大麻、覚醒剤……。薬を手に入れるために体を売り、心を売り、家族を売る女たち。それぞれの生き様を取材するドキュメンタリー。
Twitterでの話題と、著者と連載誌のトラブルを見て、青山ブックセンターで購入してしまった(らしい本じゃないですか)。実際に薬物に溺れる女性たちを取材し、その話しを限りなくまま扱っているのではないか。薬と風俗と貧困の枠組みから抜け出せない様子には、物語のようなダイナミックさは皆無で、ページをめくるほど、ただただ怖さが募っていく。セックスが度々登場するにも関わらず、まったく惹かれなかったのも奇妙な手応えだ。
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