鴻上尚史 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

「空気」を読めと言うけれど、「個性」も尊重しろと言われる時代。どうしてこんなに息苦しいの?もっと自分らしく、もっとのびのびと行きたい人へ送る、とっておきのアドバイス

ネットコラムが都度話題になるので、そのベースが書かれていると思って読んでみた。なるほど「空気」とか「忖度」とか様々表現があるけど、「世間」と「社会」に分けて考えなさいという生き方入門書だった。その考え方はとても気持ちよくて(心地よいわけではない)、私自身大変スッキリした。「社会」人としてしっかり生きていこう。年代問わず「生き辛いなぁ」と感じている人が読んでくれることを願います。

ソフィー・エナフ パリ警視庁迷宮捜査班

6カ月の停職処分から復帰したアンヌ・カペスタン警視正。未解決事件を扱う新しい特別捜査班をまとめるよう命じられるが、集まった面々は厄介者ばかりだった。バディを不幸にする死神、大酒飲み、スピード狂、チクリ屋……。目の前の資料から、20年前のフェリー船員殺人事件と、8年前の強盗殺人で捜査を始めるが……。

「フランスの『特捜部Q』」と言ってしまえばそうなんだけど。第1話からキャラクターたっぷりのオールスターで、良くも悪くももの足りず。ただ、コミカルとシリアスが織りなす相乗効果がとても良くて、宴会シーンがめちゃくちゃ楽しい。これからの振り回されるようなチームワークに期待したい。

パリ警視庁迷宮捜査班 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

パリ警視庁迷宮捜査班 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

NHKラジオセンター「子ども科学電話相談」製作班 NHK子ども科学電話相談〈2〉

NHKラジオ第1放送夏休み子ども科学電話相談」より、平成17の放送から、51の質問と回答をセレクト。

動物、鳥、昆虫、植物、宇宙に身近な日常の科学まで。子どもたちのストレートな観察力と疑問から、専門の先生たちが丁寧に解説する。この子ども向けの言葉がそのまま本になっているのが良いんだよね。カッコウの托卵がベスト。意外な世界に出会えるテイストが楽しいのに、次巻からジャンル別?になったのは残念。

NHK子ども科学電話相談〈2〉

NHK子ども科学電話相談〈2〉