2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

小川洋子 博士の愛した数式

家政婦のわたしが新しく配属されたのは、80分しか記憶を保てない元数学者の家だった。少しずつ心を開き、ゆっくりと短い時間を大切にしていく不器用な2人。素数、野球、ルート、そして博士の愛した数式。 Kindleセールで安くなっていたので再読。とても懐か…

島田裕巳 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

仏教伝来から、日本仏教の始まり。そして現代仏教へと別れた宗派とは? その歴史を優しく説いた超良書。いやこれは本当に分かりやすい。学術宗教として確立された仏教が、どのようにして信仰へと変わったか。日蓮系の新興宗教も過剰な情報なしに理解できる。…

川原健 明太子をつくった男 ふくや創業者川原俊夫の人生と経営

昭和24年、戦後の博多中洲から再起を試みた食料品店ふくやの主人から、福岡名物の歴史は始まった。韓国のソウルフードから、日本全国の食卓で楽しまれる惣菜になるまで。明太子の誕生とこれから。 博多の明太子メーカーで1番は「ふくや」だろうし、実際ふく…

木原浩勝 九十九怪談 第四夜

今年2冊目もホラー。毎度の現代怪談99話を収録。九十九怪談 第四夜 (角川文庫)作者: 木原浩勝出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2013/05/25メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る

小野不由美 残穢

マンションの一室、和室から畳を掃くような音がする……。いるはずのない赤ん坊の泣き声が聞こえる……。呆けた老婆が床下の何かに話しかけている……。この土地には人が居着かない……。小野不由美がマンションの怪奇現象を調べるうちに、土地にまつわる奇妙な過去…

13年度読んでよかった本

昨年はこれがよかった! という自分なりのベスト(05年版)(06年版)(07年版)(08年版)(09年版)(10年版)(11年版)(12年版)。えらい忙しくなってきたぞ、と思いつつ意外と読んでいた1年。秋の期待の新刊ラッシュが恐ろしかったことを除けば、落ち…