2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

21年度読んでよかった本

2006年から続けてきた今年読んでよかった本シリーズ。リビングで携帯を触らないようにして、新聞や雑誌、簡単な読みものを手にするようにして正解だった。おかげさまで久しぶりに100冊を超える記録になりました。 今年のベストでまず挙げたいのは本作。暴力…

石原真 AKB48、被災地へ行く

2011年3月11日の東日本大震災。アイドルにできることを模索するため、被災地への訪問活動が同年5月から始まった。毎月1回、早朝の東京を出発し、その場でセッティングをして歌って踊る。アイドルそれぞれが見た景色、被災者でもある観客との記録。 静岡県熱…

蟹江憲史 SDGs入門 未来を変えるみんなのために

「だれ1人取り残さない」という理念のSDGsはどうして生まれたのか? 経済・社会・環境にまたがる17項目を丁寧に解説する。 あまりにも理想すぎるので「だれ1人取り残さない」には素直に賛同できない。しかし、ボトムの底上げが必須なのはわかった。実体験と…

黒木あるじ 怪談売買録 嗤い猿

黒木あるじが地元の大学祭で行った”怪談売買所“。不思議な体験や、奇妙な記憶を語り始める訪問者たち。連作を含む73話を収録。 今年だけで10冊以上実話怪談を読んできた中で、このシリーズは大きな収穫。ちょっとした時間に読めるショートショートとして実話…

アリス・フィーニー 彼と彼女の衝撃の瞬間

ロンドンから車で2時間の距離にある小さな町っで起こった殺人事件。森の中で発見された死体には、マニキュアで“偽善者”と書かれていた。事件を追うのは、メインキャスターから外され故郷に戻ってきたBBC記者のアナと、地元警察の警部ジャック。それぞれの語…

増田俊也 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

「木村の前に木村なく、木村のあとに木村なし」と言われた歴史上最強の柔道家・木村雅彦。同時に大衆の目前で力道山に敗れた男でもある。貧しい家庭から「鬼の牛島」に見出され、人の限界を超える3倍努力で猛練習を経た結果、天覧試合で圧倒的な強さを披露す…

板垣恵介 夢枕獏 藤田勇利亜 小説 ゆうえんち 4 バキ外伝

“ゆうえんち”入園から葛城無門に躊躇なく襲いかかる参加者たち。柳龍光を目前に、火照った格闘猛者たちが少年の匂いに惹かれて集う……。 常々官能的な匂いはしていたけど、ロングランの恋愛少女マンガの連載が終わり、エピローグ後に書かれる後日談のカップル…

中山市朗 怪談狩り 黒いバス

「新耳袋」の著者・中山市朗が蒐集した実話怪談シリーズ第7弾。死んだはずの友人が家の前に立っている。農地の中に現れた廃病院。明らかな怪異に足が立ちすくむ……。 死んだ友人を乗せる黒い霧のような固まり。興味本位で乗車を試みる「黒いバス」を書いた不…

菱川さかく チェンソーマン バディ・ストーリーズ

藤本タツキ「チェンソーマン」初の小説化。名探偵に憧れたパワーと助手のデンジが、山中の館で起こる消失事件に挑む! かつて相棒だった岸辺とクァンシ。そしてアキと姫野の初任務。ボーナストラックは何度も延期となった夢の江ノ島旅行……。 原作のバカバカ…

似鳥鶏 推理大戦

日本人の富豪が発見した「聖遺物」。「聖遺物争奪戦」のために開催された「推理ゲーム」。カトリックと正教会は「特殊能力」を備えた名探偵たちを世界中から招集した。たった1人の勝者を選ぶため、ある集落でゲームが始まるが殺人事件が発生し……。 清涼院流…

五十嵐律人 原因において自由な物語

人気作家・二階堂紡季が書き進めていたプロットは、実際にあった事件に酷似していた。顔面偏差値アプリが原因でいじめられていた男子生徒が廃病院から墜落死を遂げた。追うように、調査に関わっていたスクールロイヤーが同じ場所から墜落してしまう。実事件…

溝口敦 細木数子 魔女の履歴書

渋谷の小さな飲み屋で客を誘い、裏社会の男たちと勢力を伸ばした細木数子。その裏では裏切られた男たち、苦汁を飲まされた女たちが数知れずいた。辛辣なコメントで視聴率の女王と呼ばれ、占い本で大豪邸を築いた女の正体とは……。 闇の伝記とでも呼ぶべきか。…

雨宮純 あなたを陰謀論者にする言葉

コロナワクチンの隠さられた数字。世界を牛耳る闇の組織。健康をよくし、今までの自分から変わり、真実に近づくために存在するノウハウの数々。どうして人は陰謀論に惑わされるのか。 オカルトや新興宗教に興味があったり、Twitterの紹介で読んでみた。キー…