2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
市街から少し離れた洋館に、オーダーメイドの香水を作る調香師・小川朔が住んでいた。家事手伝いを任されることになった一香は、奇妙な仲間とともに、朔の身の回りを整えていく。しかし彼には依頼者の体調ばかりか、嘘をも嗅ぎとる力があった……。 第6回渡辺…
文章をうまく書くためには、文章の基本を勉強しましょう。文字から語彙、組み立てから段落へと、順を追って日本語のしくみを学びましょう。 文章の書き方ってどうして勉強しなかったんだろう。レポートや論文、ネット記事でも、真似と経験で済ませてきたな………
都を目指す旅の途中、ゼンは庄屋の警護を頼まれた。その家には竹の中から取れる、不老不死の薬となる“竹の石”が残されているという。その石は亡くなった師匠カシュウが見つけたものだという。村祭りを目前に、ゼンは依頼を聞くことにしたが……。 森博嗣の書く…
“ゆうえんち”入園から葛城無門に躊躇なく襲いかかる強者たち。目的は金か、名声か。それとも子どものような好奇心か。主催者たちが見つめる中、無門は目の前の敵と向き合うことになる! “ゆうえんち”で戦う様子を見てモジモジする男たち! それ本当にはした…
視覚障害者は音、匂い、触って認識をしている。触ることで情報を伝えてくれる点字、点図。その作られた歴史と発展を説明する。 10代で全盲になり京都大学を経て研究者となった広瀬浩二郎と、天文学を学びながらボランティアを通して視覚障害に触れた嶺重慎に…
『刃牙』とは距離をとっていた著者が、無料お試し版から沼に足を突っ込んでしまった。ズブズブと沈み込んでいき豪快に遊泳する様子をnoteに記したエッセイ。 ドラマ化の告知をきっかけにnoteを読んで、『刃牙』BLセックス表現説にいたく共感してしまった。自…
育ての父・松本太山の死を追って、柳龍光への復讐を誓った少年・葛城無門。そのためには“ゆうえんち”に入園せねばならない。力のみの生き地獄で、無門は柳に出会えるのか!? いよいよ本題“ゆうえんち”を舞台に、夢枕獏による『刃牙』外伝第2弾。死刑囚編に…
ランドル農園の奴隷仲間から孤立した少女コーラ。母は脱走し行方が知れず、主人たちの残虐から逃れるだけで精一杯の日々だった。仲間に誘われ逃亡を決意した彼女は、地下を走る列車に乗って自由な暮らしをできるという土地を目指す……。 消えゆく奴隷たちへの…
日本の大学で初めてアフリカ系学長となったウスビ・サコ。アフリカのマリから中国に留学し、京都大学で学んだ氏が感じた日本の風土とは。そして若い世代に伝えたいメッセージとは。 2020年、コロナ禍でAERAに掲載されたメッセージが素晴らしかったので読んで…
「新耳袋」の著者・中山市朗が蒐集した実話怪談シリーズ第5弾。死んでも伝えたいことがある。それは残されたメッセージなのか、あの世から届く声なのか。 怪談ものはKindleで断片的に読むのでこの1冊についてどうこういう記憶はないけど、シリーズ通して読ん…
平山夢明を筆頭に、 怪談の名手11名による書き下ろしを収録。 様々な実話怪談を収録したシリーズ第6弾。トップスピードでビビらせにくるのでたった数行が怖い。オカルトあり地元怪談ありネットロアあり、満足度の高さはシリーズ通して変わらず。沖縄のエピソ…