2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年はこれがよかった! という俺ベスト(06年度)(07年度)(08年度)(09年度)(10年度)(11年度)(12年度)(13年度)(14年度)(15年度)(16年度)。今年はこれから始めるべきでしょう。 近未来ウィーン。人種・文化・技術・遺産が集結する国際都…
数々の歴史小説を書いてきた著者は、どのように日本史を見ていたのか。戦国時代の下克上から、明治維新。そして「鬼胎の時代」と呼んだ暗黒期とは、司馬遼太郎はどのようなに評価したのか。磯田道史が、司馬史観を通して解説する。まるで司馬遼太郎を読めば…
プラスティー教育研究所の設立者が教える東京大学入学までの道のりと、その後の務め方。勉強の意味から、生活に散りばめられた成長するためのポイントとは。「コツコツ勉強する君には合っていると思う」と渡されたので読んでみた。秀才肌の先輩には合わなか…
旅をする青年は、様々な出会いの中で、事件に巻き込まれる。砂漠のキャラバンを襲う連続殺人。風車小屋が並ぶ丘での推理合戦。列聖のひと夜に起こった奇跡。密林の集落で出会った惨劇……。久しぶりに読みたくなって再読。第五回ミステリーズ!新人賞受賞作「砂…
MITメディアラボ所長の伊藤穰一と、クラウドソーシングの父、ジャーナリストのジェフ・ハウによる、21世紀を生き抜くための9つのユーザーズマニュアル。後輩から「面白かったんで読んでくださいよ!」と言われたけど、ぜっんぜん分からなかった本書(しかも彼…
週刊文春に掲載された6年分、140本のコラムをまとめた本書。「名作を探せ!」の副題がまさに相応しい。何が話題作だったかのチェックで手にしたけど、たくさん読み落としていた注目作があるんだなあと感じるばかり。麻見和史を知れたのは大きな収穫かも。早…
近年では珍しくなった麻疹(はしか)は軽く見られるが、かつては人類にとって歴史的脅威だった。麻疹はどのように広がり、人々はどう戦ってきたのか。ワクチンの開発史を共に解説する。子どもの母子手帳を見ていると沢山のワクチンを打つことに驚いた。という…
森博嗣がwebに書いていた1999年の日記をまとめた本。どうして再読しているのか、我ながら理解できない。封印サイトは詩的私的手記 I Say Essay Everyday作者: 森博嗣出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/12/12メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る
上司に嫌われながらもコンビニ強盗の一件で表彰され、嫌々担当した臨時講師は人気もでて、少し有頂天で調子にのっているカーソン。一方、ルーマニアの心理実験で歪められた失敗作が、街で密かな復讐を始めた。シリーズ最高の『ブラッドブラザー』に劣るのは…
援交女子高生探偵・上木ライチが再び登場。ラブホテルで監視カメラに残された殺人事件。密室で腕を切断された教祖。現場に残された遺体のカラーコピーなど、次々と奇想天外なトリックが明かされる短編集。『〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件』の早坂吝でした。それ…
組織で道路の監視役を務める15歳のイースト。上からの命令で、少年たちはウィスコンシンまでの長い旅に出る。組織のために、裏切った一人の男を殺さなければならない。暴力を秘めた弟たちとの2000マイル。ロードノベルいいよね! と読み始めた英国推理作家協…