2008-01-01から1年間の記事一覧
とタイトルに書きつつ、あんまり年末年始は関係ないんですが、空き時間は大森望・日下三蔵編『虚構機関 年刊日本SF傑作選』を読みつつ、『ソウルイーター』見つつ、『Fable2』をプレイしていく予定。 『Fable2』は適当にメインを進めつつ、虫退治、山賊退治…
今年はこれがよかった! という自分なりのベスト(05年版)(06年版)(07年版)。いやー自分のやる気がよくわかる。今回、一気に書いてみたが、仕事で読む量が減ったといえども、実に素敵な1年だった。 今年のベストを選ぶなら間違いなく、ロバート・チャー…
だいぶ前に読んでいたので、細かい粗筋は省略。大地震によって、京都烏丸北大路周辺(だよね?)に突如現れた、魍魎跋扈する謎の大迷宮。そこに賞金のため、やりがいのため、使命のために人々は降りていく……。なるほど現代和風Wizardryな作品(個人的経験で…
人々の耳に聞こえ始めた二点嬰ハ音。小さな町から始まった謎のツィス音は、精神病か耳鳴りの1つかと思われたが、徐々に広がりをみせはじめる。そして日常生活ができなくなるレベルに達し、ついには首都圏へ。正体不明の大公害問題に発展する前に止める術はあ…
やべえ、Fable2超おもしれえ。主人公の行動が善悪に数値化され、町での人気や見た目に関わってくるRPG。犬とともに冒険できるのも嬉しいが(超可愛いんだよ)、仕事して、不動産買って、嫁さん幸せにして、子ども作って、マイホームに帰ってきたときの幸せと…
おたふく風邪の悪化から聴力を失ったハリーだったが、回復後、何故か過去の音が聞こえるようになる。それは音に記憶された悲しみだった。殺人現場、事故、暴力を見て、感じてしまうハリーは、酒に溺れ、悪友と馬鹿をするようになるが、酔っ払った格闘家と出…
俺が悪いんじゃない、Xbox360が悪い。多分。 喜屋武ちあきが可愛く見えてくる不思議! ランズデール『ロスト・エコー』読み中。この青春っぷりいいよねえ。 うはーブルドラ面白え。目新しい点はなくても、シンプルかつ懐かしい、そして最高のグラフィックに…
人への恐怖となるアンゲルゼウィルス。感染したものは、超人的な力を持つアンゲルゼへと化す。”女王蜂”としての才能が目覚め始めた陽菜の戦いも終わりへ……。 「手を、握っていてほしいのです」 5巻に収まる予定だったが、シリーズ全4巻にして完結。強引なと…
戦場からの転校生・相良宗介と、そんな彼を見守ることになる同級生・千鳥かなめとのラブコメ学園戦場物語シリーズ本編7巻。心の苦しさから逃げるように宗介は一人、東南アジアへ。闇で行われるAS格闘大会で実力を見せつけるも、彼はまた人を巻き込まずにはい…
PS2でSO3DCプレイしていたらメモリーカードが死んで、次の日にXbox360を購入。まあ『ビューティフル塊魂』をプレイしたかったこともあるけど、自分の中では意外と唐突だった気がする。しかし『エースコンバット6』を優先しているわけですが。なんか熱中した…
ドイツ、ハンブルク州で起こる猟奇殺人事件。腹部を裂き、肺を抜き出して両肩の上に並べた姿は、まるで鷲のよう……。第二の被害者である娼婦を発見した直後、殺人犯”シュフェンの息子”からファーベル警視宛てのメールが届く。事件は”シュフェンの息子”を止め…
戦場からの転校生・相良宗介と、そんな彼を見守ることになる同級生・千鳥かなめとのラブコメ学園短編集8弾。みんなで楽しむネットゲームに、どきどきワクワク学園祭。本編のシリアスっぷりはそっちのけで展開する、笑いありグダグダあり。テンションの差に違…
俺一人の力じゃ、この部屋はどうにもならねえ。 桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』読了。こーいうのマジックリアリズムっつーのかー。えっ中上健次の『枯木灘』も? 林亮介『迷宮街クロニクル 1 生還まで何マイル?』読了。目を通しているサイトの評判、地元だった…
警察が包囲した密室から、犯人が光を放って消失した。その建物に何時入ったのか、どうやって抜け出したのかも不明。かつて手品に関わる人物による犯行だと現場から考える、四肢麻痺の元科学捜査官リンカーン・ライム。華やかな舞台を血で染めるイリュージョ…
戦場からの転校生・相良宗介と、そんな彼を見守ることになる同級生・千鳥かなめとのラブコメ学園戦場物語シリーズ本編6巻。みんなの日常を、宗介たちが壊そうとしている。かなめ、宗介らが幸せを探そうとしたその時、ついに巨大テロ組織”アマルガム”の猛攻が…
拷問後の虐殺死体を残しておきながら、まったく証拠を示さない手腕は、まさに緻密に作られた時計のよう。2つの死体の横にはアンティーク時計が残されていた。やがて犯人は同じ時計を10個購入していたことが判明する……。四肢麻痺の元科学捜査官リンカーン・ラ…
月と星々が消え、偽の太陽が昇るようになり、スピンの向こうでは1億倍の時間が進むようになった……。突如、地球が黒い幕に包まれたように宇宙から隔離された”スピン現象”。肥大化する太陽から逃れられない地球は、火星をテラフォーミングし、新たな文明を築こ…
謎の殺し屋に襲われ、妹の美穂が昏睡状態になってしまった事件にも終止符を打ったが……。まさかこんな不幸が待っていたとは考えもしなかった。世界で誰もが恐れおののく顔を持ち、不死身の肉体を持ったとしても、彼女を救うことは出来なかった八木剛士。彼を…
浦賀和宏『生まれ来る子供たちのために』読了。シリーズ完結で、おめでたい。ノワール・ライトノベル(なんだよそれ)に歴史がまた1つ。あのラストは音が聞こえてくるような、実に印象的なシーンだった……。 傑作と名高いジェフリー・ディーヴァー『ウォッチ…
1920年冬、ジョージア州の田舎町デラノの郊外で、青年が全裸で死んでいる姿が発見された。町の初代警察署長になったウィル・ヘンリー・リーは秘密結社KKKによる犯罪だと考えるが、警察によると考えられる尋問の傷跡を見つけ……。奇妙な運命に引きつけられてい…
戦場からの転校生・相良宗介と、そんな彼を見守ることになる同級生・千鳥かなめとのラブコメ学園短編集……ではなく、対テロ組織”ミスリル”で活躍するキャラクタたちの裏舞台や過去を書く。アーム・スレイブ(AS)のマニアックな解説を物語に組み込むなど、番…
戦場からの転校生・相良宗介と、そんな彼を見守ることになる同級生・千鳥かなめとのラブコメ学園短編集7巻。戦場を忘れて、でも条件反射は隠せず、お鍋をしたり、お酒を飲んだり、合コンしたり。過去のアルバムのような「あんな楽しい日々もあったよね」みた…
職場の休憩所で読み続けて半年、星新一『冬きたりなば』を読了。「窓」より”機会というものは虹に似ている。いつ現れるともしれず、また、望んだからといって現れてくれるものでもない。” スチュアート・ウッズ『警察署長』は1920、40、60年代の三所長を書い…
IT企業の若手社長が自宅にて毒殺される。離婚を迫られていた夫人に容疑がかかるも、彼女には鉄壁のアリバイがあった……。草薙は調査を進めるうちに、疑いを捨てられずも夫人に密かにひかれていく。それを不安に感じた新米女刑事・内海薫は”ガリレオ”湯川に捜…
戦場からの転校生・相良宗介と、そんな彼を見守ることになる同級生・千鳥かなめとのラブコメ学園戦場物語シリーズ本編5巻。対テロ組織”ミスリル”と巨大テロ組織”アマルガム”の間に緊張感が増す中、陣代高校の生徒たちは臨時修学旅行でクリスマス・イブに豪華…
世界は何も変わっていないかの様に、でも僕らの日常は奇怪な事件を中心に回っていく。クラスメイトの異変に気づいた一郎は、龍子らとともに3つの”光車”を探すことになる。町のどこかに隠されている”光車”を巡って、黒い何かと戦うことになるが……。 児童文学…
戦場からの転校生・相良宗介と、そんな彼を見守ることになる同級生・千鳥かなめとのラブコメ学園短編集6巻。間違って届いたウィルスが漏れてクラス完全密封閉鎖「五時限目のホット・スポット」、強襲揚陸潜水艦トゥアハー・デ・ダナン艦長テレサ・テスタロッ…
戦場からの転校生・相良宗介と、そんな彼を見守ることになる同級生・千鳥かなめとのラブコメ学園短編集5巻。お蓮さんが前面にでてくることや、ボン太君大活躍やらで楽しく読めるのだが……。前作『終わるデイ・バイ・デイ』のことを思うと、大切に読んでいきた…
『フルメタル・パニック!』刊行分を読めたので、しばらくライトノベルを休んで、読みたかったミステリへ……。 のはずが宇月原晴明『黎明に叛くもの』を読了。平蜘蛛の松永弾正を主人公した作品だが、本当、奇想天外すぎる。 永沢光雄『声をなくして』、『小川…
戦場からの転校生・相良宗介と、そんな彼を見守ることになる同級生・千鳥かなめとのラブコメ学園戦場物語シリーズ本編4巻。宗介とかなめが繋ぎとめようとした日常も、巨大組織”ミスリル”の手によって終わろうとしていた。謎のアーム・スレイブが香港に出現。…