2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

池上彰 知らないと恥をかく世界の大問題

Kindle版がセールだったので購入。2009年ってリーマン・ショック直後⁉︎ 民主党に政権交代したところ⁉︎ 震災がまだなの⁉︎ と6年前のことが驚きの連続。民主党への政権交代の意味を十分に書いていて、厳しいながらも肯定的で、そういった受け止め方があったの…

千宗屋 茶 利休と今をつなぐ

利休の末裔、武者小路千家の次期家元が解説する現代の「茶」とは? 戦国時代に千利休によって一つの頂点を迎えた茶道。僕もそこは理解しているけど、問題は現代にたどり着くまでの系譜がすっごいわかりやすい! どのようにお茶と触れ合うかを交え、千宗屋が…

アンディ・ウィアー 火星の人

3度目の有人火星探査は、壮絶な砂嵐によって早くも地球へ帰還しなければならなかった。しかし植物研究スタッフ兼エンジニアのマーク・ワトニーに折れたアンテナが直撃。仲間は離脱。辛うじて生き残ったマークは、次の有人探査に向けてたった1人でプロジェク…

冲方丁 テスタメントシュピーゲル2 下

近未来ウィーン。人種・文化・技術・遺産が集結する国際都市ミリオポリス。公安高機動隊MSSに所属する3人の特甲児童たちは、それぞれの未来と過去を見つめようとしていた。しかし、またしてもプリンチップ社による大規模なテロ事件が発生。世界を震撼させる…

森博嗣 科学的とはどういう意味か

Kindleでセールだったので購入。もう森博嗣を電子書籍以外で買うことはなくなったなと感じたのはこの瞬間からだった。科学への触れ方を当たり前の表現方法をしていて、でも今までの「科学=楽しい」ではない。科学という大きな枠で書いているので、専門性が増…

冬野話 インド人の頭ん中

思いきってインドに在住した著者が、様々なインド人、多彩な文化、そして照りつける太陽の中で感じたことを綴ったインド人エッセイ。もっと「なるほど!」と納得できる本かと思いきや、著者の範囲の中で終わってしまった体験エッセイ。インドへ行った身とし…