2008-01-21から1日間の記事一覧

ジョージ・R・R・マーティン 剣嵐の大地〈3〉 ― 氷と炎の歌〈3〉

1部で始まった椅子取りゲームも第3部でようやく音楽が止まった(もちろん何人かは座れなかったけれども)。それにしても『剣嵐の大地〈3〉 ― 氷と炎の歌〈3〉』の展開はねえ、酷いよお、酷すぎる。こんな茶番なのにちっとも笑えませんよ。だから極めて不本意…

森博嗣 ηなのに夢のよう

吉村達也と清涼院流水をミキサーにかけてフライパンで焼いたような作風になってきてるよね、森博嗣。実に香ばしい。(追記)いまさら何を言ってるんだという気になってくるなあ。なんとも。ηなのに夢のよう (講談社ノベルス)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講…

ジョージ・R・R・マーティン 七王国の玉座〈4〉〈5〉―氷と炎の歌〈1〉

『七王国の玉座〈4〉―氷と炎の歌〈1〉』を再読。1部、2部は終盤より「どうなっちゃうの!?」な手前ぐらいが一番面白いかも。いやでも終盤のたたみかけるような展開も捨てがたく、「あー続きがねえ」虚脱感もよい。3部は落ちるところに落ちて、最後の数ペー…

フィリップ・プルマン 黄金の羅針盤

主人公を演じるダコタ・ブルー・リチャーズがあまりにも可愛いので『黄金の羅針盤』を読む。これ面白い。12歳の少女ライラが波乱万丈の冒険にでかけるのもいいんだけど、終盤で展開するスケール、宇宙の謎っつーか神様の存在っつーか(ばらさない程度にかけ…

機動警察パトレイバー 劇場版,機動警察パトレイバー2 the Movie

『機動警察パトレイバー 劇場版』と『機動警察パトレイバー2 the Movie』をいまさら見て、とてつもない衝撃をうける。これで95年の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』に続くんだもんな。 コンピュータウィルスと、都市部でのクーデターをテーマにした2作は…

須賀しのぶ 喪の女王 (5)

泣く用意はすでにできてるぜ! とばかりに須賀しのぶ『喪の女王(5)』を読む。あっさり書いているけど中身は重い。もうちょっとこう大きなうねりを欲したいところだけど、前作のことを思えば今回は一息つきたかったところ。終わりへ向けて新たなスタート地点…

ドラえもんの社会科おもしろ攻略 日本の歴史がわかる

(書店にもあるけど)国立博物館で売っていた『ドラえもんの社会科おもしろ攻略 日本の歴史がわかる』。中学受験レベルの日本史を2冊にし、全体を簡単に見通せて便利だ。ザックリと要点だけをドラえもんが説明し、過去の歴史と照らし合わせてのび太が嘆くあ…

森博嗣 モリログ・アカデミィ〈3〉

本を読む気がしないときに『モリログ・アカデミィ〈3〉』が助かる。ホームルームを適当に流して、数学を考えながら布団に入る。そして、読まなきゃいけない本の期日を思い出して寝られないスパイラル。MORI LOG ACADEMY〈3〉日のないところに書け無理絶えず …

WXIII 機動警察パトレイバー

スピンオフ作品で評価真っ二つなのはともかく、『WXIII 機動警察パトレイバー』が面白かった。飛行機落水から東京湾周辺で起こる異変を追う警視庁。2人の刑事は生物学研究所に接点をみつけるが……。ロボットアニメとして地味なんだけど、良質の刑事ものミステ…

うえお久光 悪魔のミカタ666 スコルピオン・オープニング

2学期編開幕のうえお久光『悪魔のミカタ666 スコルピオン・オープニング』。うん。綾先輩のおっぱいのためなら僕は死ねる。ともかく、オープニングと30分本編のいいスタート。エンディングまでこれまた長いんだろうな。ヒロインたちはどんどん魅力を磨く努力…