シャーリイ ジャクスン 異色作家短篇集6 くじ

シャーリイ ジャクスン『くじ』、これ本当いいね。近いけどまだ行ったことのない町や、引っ越してきた隣人。家では見せない顔に、子供の奇行などなど、身近なのに「あれ?」と主人公たちが不審になる姿がユーモラスに書かれている。表題作や「チャールズ」もいい(本当にいいんだ)けど、僕は「塩の柱」と「大きな靴の男たち」の味わいだけはゆずれない。「そういう人いるいるw」なのに怖いからもう!

くじ (異色作家短篇集)

くじ (異色作家短篇集)