ピエール・ルメートル 傷だらけのカミーユ

偶然、公衆トイレに入ったアンヌは強盗に襲われ、瀕死の重傷を負った。辛うじて一命を取り留めたが、恋人のカミーユ警部は、二度とあの時の思いをしまいと、急速かつ強引な捜査に走る。違和感を感じ戸惑う捜査員の面々。そして強盗は再び、アンヌに近づこうとしていた……。

『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』に続くカミーユ警部3部作。カミーユ、あんたほんまに満身創痍やないか。ああ、シリーズ通して素晴らしい作品なのに、どうしてこうなってしまったのか⁉︎ (ネタバレしたくないので止めますが)出版社はもう少し読者のことを信用してもいいと思うよ。

傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)

傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)