斉藤洋 ルドルフとイッパイアッテナ

1匹の魚を盗んだことから、長距離トラックに乗って東京にまで来てしまった黒猫ルドルフ。降りたところで出会った巨大な猫の名前は「イッパイアッテナ」。自分はどこから来たのか、帰れない飼い猫の運命は……。2匹の愉快で学のあるノラ猫生活が始まる。

青少年読書感想文全国コンクール課題図書・第27回講談社児童文学新人賞受賞作。シリーズ5作目が出るというので久しぶりに再読(結局延期したけど出るのか?)。小学生のころから何度も読んでいるのに、思い出補正で色あせない。楽しい2匹のフラフラした日常系と、キャラクターで描く任侠ものの融合がたまらん。

ルドルフとイッパイアッテナ

ルドルフとイッパイアッテナ