杉田明子 佐藤剛史 中高生のための「かたづけ」の本

いつも探すところから始まる。あれがどこにあるかわからない。そんな悩みを少しだけ軽くする、かたづける力をアップさせる1冊。最初の1手、すべてを出すことから始めましょう。よりよく生きる知恵が身につけば、きっと自分の変化に気づくはず。

ここ数年、仕事のボリュームが変わってきて、グループ単位での仕事ではなくなってきた。なので、誰でも資料を出せるように、連絡すれば閲覧できるようにしてきた。本書に「整理整頓は自分のため。そして誰かのため」と書かれていて、間違っていなかったと安心できた。心地のよい風が通ったような嬉しさだった。プライベートな本棚を整理したのは自己満足だけど、子どもたちが気づいてくれれば。

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森博嗣 スカル・ブレーカ

道中の斬り合いに関わってしまったゼン。剣士としての腕前も確かなヤナギは、勘定役として知り過ぎてしまったために、ある勢力から狙われることに。城主とその姉に近づいたゼンは、腕前から注目されるが……。

森博嗣の書く時代小説シリーズ3弾。ゼン誕生秘話に近づくか否か、のらりくらりとした書きかたが森博嗣らしい。残り2作、読み切ってしまおう。

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池上彰 知らないと恥をかく世界の大問題12 世界のリーダー、決断の行方

2020年から21年にかけて猛威となった「感染症」と「分断」。世界各国が大問題を抱えたまま、光明の先は見えているのか。

この1年、毎日3紙を読んできた。単語を調べたり、地図を確認もした。「恥をかく」シリーズを読みながら、もっといい本があるはずだと思っていたけど、結局は新聞を読むことが最高のテキストだった。もうこれで卒業できそうです。

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