中田永一 彼女が生きてる世界線 3 失われた生存ルートを求めて

サラリーマンの僕が転生したのは、大好きなアニメ「きみある」の世界。悪役令息・城ヶ崎アクトに転生した僕は、最終回で死ぬヒロインのために全力を尽くす。残された写真から、シナリオに書かれなかった伏線に気づいたアクト。皆んなの力と全ての権限を使ってハルを救ってみせろ!

中田永一による書き下ろし転生小説が完結! 世界改変をする悪役令息、最高でした! 巻がが進むほど分厚くフォントが小さくなり、起承転転結結結結な構成は読み応えあり。公式がX(Twitter)で匂わせているのはスピンオフか続編か。皆んなで遠足に行ってお弁当を食べるの読みたいです。

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梨 かわいそ笑

ネットで出会った友人の一室で。ネット掲示板に貼られたQRコードから。インタビューの書き起こしデータ。出典不明の心霊写真。また届いた匿名のメール。「死んだ人のことはちゃんと可哀想にしてあげなきゃ駄目でしょう。」

朝日新聞で新鋭モキュメンタリーと紹介されていたので読んでみた。どこかが共通する怪異の断片集で、ネット怪談のその先を書いた物語。本から飛び出してくるような恐怖を最後の最後にくり出す。油断もあって悲鳴をあげてしまった。

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中田永一 彼女が生きてる世界線 2 変わっていく原作

サラリーマンの僕が転生したのは、大好きなアニメ「きみある」の世界。悪役令息・城ヶ崎アクトに転生した僕は、最終回で死ぬヒロインのために全力を尽くす。だけど、シナリオはおかしな方向に動いていく。どうして主人公の蓮太郎は彼女と出会わない……?

中田永一が児童文庫で書き下ろす世界改変×悪役令息、第2弾。恋愛もアクションも起承転結の承転をギュッと書くので、展開がとにかくもどかしい! 決められた結末が近づくなか、変化していくキャラクターたちが愛おしい。読者は本来の姿を知らないのに、本物から離れていく切なさを感じてしまうのは、どうしてだろうか。

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