壇蜜の日常、2冊目。撮影、収録。天気は雨。猫と魚とコンビニの日々。
昨年Kindleのセールで購入したら「今年最高の収穫」になったシリーズ。2冊目も変わらず淡々と暮らし、人の目を気にしつつ、とても気持ちのいいリズムで書かれる生活。日々の合間に心地よく読めるエッセイが、この歳でとても嬉しい。壇蜜日記、是非読んでください。
- 作者: 壇蜜
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: Kindle版
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杜王町在住の人気漫画家・岸辺露伴が出会う奇々の数々。『幸福の箱』『シンメトリー・ルーム』『夕柳台』に、書き下ろし『楽園の落穂』を収録。
ジョジョ4部の高評価スピンオフが、短編小説としてさらにスピンオフ。Amazonの高評価にびっくり! 文章になっても岸辺露伴ワールド全開! 小麦粉アレルギーにならない小麦を探して、小さな集落のコミュニティに出会う『楽園の落穂』が絶品。ジョジョの空気感をギリギリに残して、舞台は宗教ミステリー、ツイストはグルメSF。3つのいいところが合体した、奇跡的なセンスオブワンダーだ。
岸辺露伴は戯れない 短編小説集 (JUMP j BOOKS)
熱血が仇となり、警察を辞職した元刑事ダイヤモンド。デパートの警備員として雇われたが、閉店後に日本人の少女が隠れていたことから、失職させられる。ダイヤモンドは自閉症と思われる少女のために、親探しに乗り出すことになった。妻には呆れかえられながら、ロンドン・ニューヨーク・横浜を駆ける元刑事の意地とは。
ダイヤモンド第2弾。前作の『最後の刑事』に比べてコミカルなトラベルミステリーになっている。正直、ラヴゼイ読みたくてこれだったら嫌だけど、馬鹿正直で必死なダイヤモンドが憎めない。評価は二分されて当然。でも最後が無駄に熱い、いい作品なんだよなな。