葉山透 9S(ナインエス) 8

ついに由宇奪還に成功した闘真とADEM。しかし世界中で猛威を振るい始めた黒川ら”海星”から逃げるため、彼らは海深くへと姿を消した。しかし、まるで闘志を殺がれたような由宇の姿に、今一歩反撃の機会を見つけられないでいた･･････。
これにて海星編決着、シリーズ8巻目！ と思いきや、今から海星編！？ と驚きを隠せないし、何一つ処理されていない上に、思わせぶりな台詞や行動ばかりが目についてしまった。せめて”七つの大罪”ぐらいは処理してほしかった。そんな気持ちを隠せない･･････。由宇と闘真の心は一つになり、方向もほぼ決まっているようなので、どのように世界を巻き込みながら、伏線を処理していくかに注目だ。

9S(ナインエス)〈8〉 (電撃文庫)