シチュー、グラタン、スパゲッティ。犯人は被害者を殺害し、脳を取り出して調理後に食べていた。捜査上には一人の少女が浮かび上がるが、彼女にそんな残虐な行為が可能なのか……。
ロンドンの古本屋で発見し、割引きもあったので購入。脳を食うのも最高ですが、序盤から明かされる真犯人の造形が素晴らしい。久しぶりに惚れたなあ。ベテランと若い刑事の人間関係も読ませる上、犯人へと触れていくアプローチも極上……、だと思っていたのは序盤まで。この味わい上に、僕は割り切ることができませんでした。
- 作者: 飯田譲治,梓河人
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