貴志祐介 黒い家

生命保険の支払査定に忙殺されていた若槻のもとに、奇妙な電話がかかってきた。自殺した子どもに、保険金はでるのか。悪戯半分に済ませた若槻だったが、顧客に呼び出され、その家で見つけたのは、子供の首吊り死体だった……。金と命、その先にある悪意……。
第4回日本ホラー小説大賞受賞作。Kindleでセールをしていたので、4年ぶりに再読。驚いたのは、容量にすると662KB。分かってはいるけど、読みやすいし、怖いし、そして何より色あせず面白い。金、欲、恐怖の三拍子は、どうしてこんなに読ませるのか。

黒い家 角川ホラー文庫

黒い家 角川ホラー文庫

Kindle Paperwhite (2012年モデル)

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