三浦展 日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動

2035年には、一人暮らし世帯が家族世帯を逆転し、主流となる日本。今私たちが平均だと思っているものは、いつまで続くのか。そしてどのように変化をしていくのか。
「書いてあるのは分析だけなんだけど」と不動産関係者から借りた1冊。「葬儀関係はどうなるのかな?」と思っていたので読んでみた。エンディング産業は伸びるけど、どんどん人の始末が安価になっていく⁉︎ それともクソ高かっただけなのか? 共用、シェアを駆使して孤独感を埋めたはいいけど、どんな死を選ぶのか。こんなことを考えなきゃいけないのは、少しだけ、さみしい。

池上彰 知らないと恥をかく世界の大問題7 Gゼロ時代の新しい帝国主義

出張中に食事をしながらサクサク読める好きなシリーズで、2016年の世界動向をまとめた1冊。今のニュースを見るのに復習をかねて超利口。池上彰の意見はなくても、高い理想が垣間見えて、とても好き。

ジョン・グリーン アラスカを追いかけて

アラバマの高校に転入したマイルズは、寮生活を通して仲間たちと出会う。自分とはまったく違う、カリスマ的魅力をもつ女の子アラスカに惹かれていく。しかし、あることをきっかけに2人の人生は永遠に変わってしまう。
新聞の読書欄で読みたくなって。何を勘違いしたのか、全寮制の百合ものミステリーだと思って読み始めた。主人公は少年だし、殺人事件も起きなくて残念(おい)。中高生向けの現代海外文学を発刊する企画で、こういったものをたくさん読めれば楽しかっただろうなあ。

アラスカを追いかけて (STAMP BOOKS)

アラスカを追いかけて (STAMP BOOKS)