怪談蒐集家・中山一朗の第2弾。ちょっとした合間にKindleで読んでいたので内容は忘れてしまったけど、怪談のシリーズはこれでいいと感じる怖さと面白さ。
- 作者: 中山市朗
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2017/01/25
- メディア: Kindle版
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怪談蒐集家・中山一朗の第2弾。ちょっとした合間にKindleで読んでいたので内容は忘れてしまったけど、怪談のシリーズはこれでいいと感じる怖さと面白さ。
国際列車オリエント急行は、いつになく混んでいた。名探偵ポワロは偶然乗り合わせた面々と楽しみながら旅を続けるが、大雪で列車は止まってしまう。その晩、大富豪が室内で殺されるが、全ての乗客には確固としたアリバイがあった……。
有名古典で、20年ほど前にネタバレを聞いてから手にしていなかった。しかし映画化の機会に読んでみた。トリックのイメージばかり先行していたが、なるほど名作と言われるだけの作品だ。限りなく小さなクローズドサークルで、アリバイを絡めただけでなく、その時代や、キャラクタの個性など、ドラマ部分も抜群の読ませっぷり。やっぱりクリスティーは読まなきゃいけないなあ。
2115年4月、レトロゲームレビューサイト「ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム」がオープン! 長い歴史の中でも、低評価されたゲームの数々と、それに魅了された星々ほどのプレイヤーたち。尖った試みの先にある世界とは……。
Twitterで話題になっていたので読んでみた。これweb投稿だったのか。僕の意思は、web連載投稿ものは読まないというものでだったのだけど。ゲームのこの先を、様々なアイデアを、アジア・マーケット、中国の熱狂など地域性を交えたのは面白かったな。現実なり、仮想なり拡張ネタは、冗長だったかな。