2009-01-01から1年間の記事一覧

山本弘 時の果てのフェブラリー ― 赤方偏移世界

地球に突如現れた時間重力異常地帯(スポット)は、人類への試練なのか? 幾何学模様を描く強烈な磁場台風には、軍隊も中に入れず、科学者たちは予想を並べるしかなかった。しかし11歳の可憐な少女フェブラリーは分かっていた。あの中に入らなければならない…

仲間になりたそうにこっちをうぼあー! 藤子・F・不二雄が好きで、その中でも『T・Pぼん』がもっとも好きだ。昨年発売された『T・Pぼん スペシャル版』だが、「古代の大病院」「神の怒り」「ローマの軍道」が収録されるも、「ひすい珠の謎」「王妃ネフ…

フランク・シェッツィング 深海のYrr

ノルウェー海で発見されたゴカイのような奇妙な新種は、何故かメタンハイドレート層を食い進んでいた。カナダではホエールウォッチングの観客たちがクジラに襲われるような事件が続発。また、世界各地で猛毒クラゲが異常なまでに出没し……。異常を感じた科学…

海外出張から帰宅。10日で3ヶ国は流石に酷だった。豊かな国から貧しい田舎まで。 ホテル横の露店の娘さんを、何日かに渡って口説いてみるも、笑って断られる。可愛いじゃないかあ。 どんなにホテルマンの対応が悪くとも、アニマックスが映れば、俺にとっては…

genki ni site masu.

宮部みゆき 英雄の書

小学5年生、森崎友理子の兄が同級生を刺殺・殺傷し、失踪した。成績優秀、野球でも活躍していた兄が急にどうして? 混乱し、答えを見いだせない中、1冊の古書が友理子に囁きかける。「彼は”英雄の書”に魅入られてしまった」と。”英雄の書”とは? 何故”英雄”…

Fallout3 - 5

丘の下から続く洞窟の先には、子どもたちが自衛する楽園”リトル・ランプライト”があった……。民主主義によって決まる市長、学校、食堂、ショップ、そしてミュータントから守る砦など、どこよりも平和に思われる町。しかし一歩先には極度の放射能汚染が進んだ…

バレンタインは義理ばかりでも、60歳をこえたパート女性陣から特別にいただけたのは嬉しい。「ぎ、義理やからねっ!」ってデレてるのも愛しーいー。 と喜んで帰ったら、留学時に世話になった小母ちゃんからもわざわざ空輸で。「お菓子工場を見たら、貴方を思…

サイモン・シン 宇宙創成

『フェルマーの最終定理』『暗号解読』に続く、サイモン・シンの3作目はビッグバン。その『宇宙創成』は、天動説が地動説へと移り変わった知識の革命を経て、”拡大する宇宙”対”変わらない宇宙”による想像力の戦争をスリリングに書く。知恵と知識が主役の一大…

Fallout3 - 4

気がつけば85時間。上記したヌカコーラ・クァンタムを集めている女性がいて、そもそも熱狂的なヌカコーラ・ファン。小さなボロ小屋を博物館化し、初めて訪れた際には熱い、熱い、爆笑必須のヌカコーラ・歴史ツアーを開いてくれる(知っていれば、この直前で…

僕が『Fallout3』をプレイする理由

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明確な理由はないが、1.洋もの小説のような皮肉のきいた台詞が熱い。2.ジョークがツボにはまるので、罵倒されても楽しい。3.ヌカコーラ・クァンタム(放射性アイソトープ入り)の宣伝文句「青くなれ!」に落ちる。 サイモン・シン『宇宙創成』を読み中。語り…

エリザベス・ムーン くらやみの速さはどれくらい

幼年期に自閉症の治療が可能になった近未来。その治療を受けられずにいた最後の世代、35歳のルウ・アレンデイルは解析の仕事、週一のフェンシング・クラス、日曜礼拝をくり返す毎日を好んでいた。しかし、上司の計略から自閉症治療薬の実験に参加するよう促…

Fallout3 - 3

家にいる間は、飯、風呂、睡眠、Fallout3の生活。この面白さ止まらない。陽気なGalaxy News Radioのクエスト、技術博物館から月着陸船の衛星アンテナを盗んで、ワシントン記念碑に設置して俺の声をワシントンD.C.に届けてくれ! ってSF的転換が素晴らしすぎ…

僕が『うみねこのなく頃に』をプレイしない理由

day

明確な理由はないが、1.『ひぐらしのなく頃に』の最終話序盤5分にて挫折したことと、その時点で全てのネタは明かされていたから(大筋的な意味で、それを本格ミステリ部分と呼ぶなら)。2.Xbox360超面白れー。本場有名所FPSもやってみてー! だから。3.だか…

ジェフリー・ディーヴァー クリスマス・プレゼント

リンカーン・ライムのシリーズで、長編での圧倒的な上手さを見せるディーヴァーだが、短編集もまた凄い。一読して驚き、再読してその手腕に唸る。出始めの「ジョナサンがいない」など人間の一日を書いた作品から、実にドラマティックな法廷もの「被包含犯罪…

Fallout3 - 2

犬を連れ歩けることがわかったので、ハーラン・エリスン『少年と犬』を模して旅にでる。犬、すぐに死ぬけど。 荒野の彼方にみつけたのは、富豪テンペニーによって今でも夜に明かりを灯す、唯一人間らしい生活が可能な”テンペニー・タワー”。門前でグールが入…

Fallout3 - 1

核戦争後の西暦2277年。地下施設しか知らずに成長した主人公だったが、父の脱走から、その理由を知るために荒廃したワシントンへと旅立つ。そこはミュータントが闊歩し、暴徒たちが略奪をくり返す世界だった……。 おおお……、なんつうのか、洋もの群像小説に飛…

Fable2は一先ず終了

寝坊したことで大失敗。もうやだ俺。 Fable2は一先ずクリアしたので、残りクエストを処理した。サブクエストがループするバグにひっかかったので、収集関連はできず。本当にどこを歩いても美しいゲームだった。2週目は女性でプレイしていこう。特典のメイキ…

大森望・日下三蔵編 虚構機関 年刊日本SF傑作選

07年に発表された年間SF短編傑作選。伊藤計劃・山本弘・小川一水らへんが収録されたことと、日下三蔵も選者ならと。大森望が薦める”SFと呼べる”的作品はほぼ受けつけなかったが、これを編んでくれたことは凄く嬉しい。一度は序文で諦め、しかし全部読もうと…

読書もせずにFable2

思った以上に時間をもらえたので、空き時間に『ソウルイーター』視聴と、『Fable2』をプレイし続ける。バグは何度か遭遇した。イベント・キャラが主人公に同行しない。子どもが反応しない・動かない。まあ前記は即リセットが早い。子ども関連はメインを進め…