飛浩隆 ラギッド・ガール ― 廃園の天使 〈2〉

飛浩隆『ラギッド・ガール ― 廃園の天使 〈2〉』が傑作であることは読めばわかるし、解説は賢い人におまかせ。大途絶が起こり、ゲスト(人間)たちが来なくなった世界に残されたAI。言いかえるなら、神様に作られたことを自覚しつつ、さらに神が目の前に現れて、なのに神がいなくなった世界に残された人間。この想像しても止まない何かが怖くて怖くてしょうがない。と思った人と友達になりたい。