どうして植物は時に甘さで人を誘い、時に毒を持って殺してしまうのか。光合成から果実や種子の防衛、繁殖のメカニズムまで、大変わかりやすく植物の魅力を紹介する1冊。
借りて読んでみた。擬人化と感情表現が豊富で、広く楽しく植物の魅力を紹介する。流石、夏休みこども科学電話相談で答える著者だ。逆を言えば化学的なアプローチが本書では足りず、僕はとても満足できなかった。柿を干すとどうして甘くなるのか(焼酎をヘタに塗るのもそうだな)、渋みが消える解説はよかったので祖母に早速披露してみた。
植物はすごい - 生き残りをかけたしくみと工夫 (中公新書)
- 作者: 田中修
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2012/07/24
- メディア: 新書
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