歴史の中で数々のエピソードとして登場し、豊臣秀吉も愛した能。能はどのようにして生まれ、流行り廃りがありながらも、なぜ今日まで続いてきたのか。
Twitterで紹介されていたので読んでみた。親戚が集まると謡いだす老人がいて、またそれに続く人がいて、どうしてなのか不思議だったけど、本書のおかげでよくわかった。大河ドラマでも、秀吉の能狂いがエピソードになっていたけど、能は芸能から社交へと変化して残ってきた。ゴルフ好きの上司に付き合わされる姿と一緒だったな。ゆったりしたのには勘弁だけど、もう少しは楽しめそうだ。
- 作者: 安田登
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/09/14
- メディア: 新書
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