ジョージ・R・R・マーティン 王狼たちの戦旗 (1) ― 氷と炎の歌 〈2〉

実際は4巻まで再読してしまったので、なんとも1巻のみでは書きにくい。というわけで、表紙のキャラクターを簡単に紹介。少年のように見えても、お転婆少女なスターク家次女アリア。わけあってこんな姿になっても、強く生きる。第2部において世界の状況を語るための立ち位置は酷だが、知恵と勇気と先生の言葉を胸に、きっと何時かは家族の下へと帰る……はず。本当の王とは何かを、無自覚に学ぶ道は、どこまでも長く、辛い。

王狼たちの戦旗〈1〉―氷と炎の歌〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)

王狼たちの戦旗〈1〉―氷と炎の歌〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)