中村融・山岸真(編) 20世紀SF 〈3〉 1960年代 ― 砂の檻

「ニュー・ウェーブ」とか「カウンター・カルチャー」とか苦手なSFがギッシリつまった中村融山岸真(編)『20世紀SF 〈3〉 1960年代 ― 砂の檻』は、僕にとっての最大の山場だったのかも。終盤のR.ニーヴン『銀河の<核>へ』、R.シルヴァーバーグ『太陽踊り』は単純に楽しく、J.ヴァンス『月の蛾』はミステリ仕立てでサラっと読める。次は70年代、ティプトリー、ウルフ、ラファティ……不安だ。

20世紀SF〈3〉1960年代・砂の檻 (河出文庫)

20世紀SF〈3〉1960年代・砂の檻 (河出文庫)