遅れながら矢崎存美『刑事ぶたぶた』。赤ん坊誘拐を軸に、新米刑事立川とベテランの山崎ぶたぶたが小さな事件を一つ一つ片付けていく連作短編集。可愛いし面白いんだけど、最初ほどのインパクトも薄れてたように感じたり、淡々と読んでしまったり。最後の一ページまで予測できてしまうのはサービスとでもいうべきか。と文句ツラツラ書きましたが、定職についたぶたぶたはそんなに魅力的じゃない、という結論に達したようです。僕の場合の話です。(2005年07月)
- 作者: 矢崎存美,杉山摂朗
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2001/06
- メディア: 文庫
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