ピーター・スワンスン そしてミランダを殺す

ヒースロー空港赤毛のリリーに声をかけられたテッド。彼は酔った勢いで妻のミランダが浮気していることと「彼女を殺したい」思いを漏らしてしまう。それを聞いたリリーは、ミランダは殺害されて当然と協力を申し出るが……。

アンソニーホロヴィッツカササギ殺人事件』が1位総なめになってしまったために、2位止まりとなった本書。流行りのサスペンスらしく迫力も勢いもあり、4人の男女がもつれ合い二転三転する一気読みの物語。結末はそこか! と多くの人が驚いたと思うが、悔しいと感じるかニヤリとするかで、その人の性格が出るのでは? 私はおいおいと笑ってしまいました。

そしてミランダを殺す (創元推理文庫)

そしてミランダを殺す (創元推理文庫)

池上彰 知らないと恥をかく世界の大問題

民主党政権リーマンショック・震災を目前とした2009年。池上彰が世界のニュースをわかりやすく解説する「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ刊行開始。

どうして再読したのか我ながらまったくもって謎。

知らないと恥をかく世界の大問題 (角川SSC新書)

知らないと恥をかく世界の大問題 (角川SSC新書)

森博嗣 私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?

フランスの展示会から脱走したウォーカロンたちが潜んでいるといわれる、アフリカ南端のコミューン「富の谷」。調査のために訪問したハギリら一行は、地下都市で新しい生命のあり方を体験する。

森博嗣のWシリーズ全10巻、5巻はアフリカ編。いうなれば「モリヒロシ ハギリの電脳大魔境」。仮想現実とか電脳空間とか好きなんだけど、出られないネタはめっちゃ怖い。