クリストファー・プリースト (プラチナファンタジイ)奇術師

クリストファー・プリースト『(プラチナファンタジイ)奇術師』は、世に名を広めた天才奇術師2人の手記を巡る伝記もの。いやー恥ずかしいかぎりの誤読をした。プリーストの初読みは短編「限りなく夏」(『20世紀SF〈4〉1970年代 ― 接続された女』収録)で、あの味わいを期待したけど、また違う一大伝記+プチSFな面白さ。超楽しい。ミステリとしてはどうかなあと思うお年頃であります(実際どうなの?)。