浦賀和宏 地球人類最後の事件

まさかの容疑で逮捕された八木剛士。そこで聞かされる妹を撃ったヒットマンと、世界の真実。純菜を他の男に取られ、不死身の肉体を手に入れても、剛士の妄想・被害妄想・加害妄想は止まらない。
A.T.フィールドは打ち消されてもいないのに、みんなL.C.L.になってんだろ? という剛士の妄想がひでえ……。今までの剛士、純菜の妄想・感情をまとめつつ、傍観者を装ってきた渚の思いから始まる本書は、今まで以上にクライマックスへ大きく踏み出している。が……、もうどうにでもな〜れと唱えずにはいられない。

    *'``・* 。
    |     `*。 純菜と剛士を
   ,。∩      *   少なくとも純菜を
  + (´・ω・`) *。+゚    救ってあげて〜。
  `*。 ヽ、  つ *゚*
   `・+。*・' ゚⊃ +゚
   ☆   ∪~ 。*゚
    `・+。*・ ゚ 

地球人類最後の事件 (講談社ノベルス)

地球人類最後の事件 (講談社ノベルス)