またナポレオン文庫ですが荒神伊火流『シャランドの嵐 ― 封印された少女の記憶』。少女リュミアが受け継いだシークレット・コードは、愛し合う人と絶頂に達することで封印が解かれる……、という話。過去のジュブナイルポルノ三本柱はSF・ファンタジー・日常で、実はジュブナイルポルノが好きなSFファンは多いらしい。日下三蔵氏だって好きだ! なんだよ「実用的」って! 良いタイトルじゃないか! あーもう、最初の神々しい日下イメージはどこへ……。ともかく、達した瞬間に叫ぶ「ラ、ラスト・バタリオン!」には大笑い必須。隠された何かの正体は面白かったです。(2005年07月)
シャランドの嵐―封印された少女の記憶 (フランス書院ナポレオン文庫)
- 作者: 荒神伊火流,霧風
- 出版社/メーカー: フランス書院
- 発売日: 1996/09
- メディア: 文庫
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