今年はこれがよかった! という自分なりのベスト(05年版)(06年版)(07年版)(08年版)(09年版)(10年版)(11年版)(12年版)(13年版)。2014年は俺まさかの結婚。おめでとー俺! 生活も変わったけど50冊ほど読んでいた1年。今年は何より、これだッ!
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ここ数年、再読(多分5回)しては年末ベストで挙げていた両シリーズの最終章、遂に テスタメントシュピーゲル2 Kindle連載! 物語が面白すぎる! 剣術シーンが格好良すぎる! 乙が可愛すぎる! の三拍子! この幸せが一生続けばいいのに……。
海外ミステリの面白い作品も話題作含め数作読めたので個人的には大変満足。
今年も出てくれた特捜部Qシリーズ5作目よりユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q 知りすぎたマルコ』(感想)。出し続けてくれること、またクオリティが一定していることに感謝。2015年はシリーズ1作目の映画が日本で劇場公開されるとのことで大変楽しみ。
ケイト・モートン『秘密』(感想)は、結婚披露宴直前まで読んでいたこともあって思い入れたっぷり。死を目前にした母によって、戦時中のラブロマンスが語られる傑作英国ミステリ。小さな誤解が大きなうねりになっていき、ドラマチックとは当にこのこと。どうしてこうも物語が素敵かな。
あまりこういったことは書かないのですが、翻訳家・東江一紀が亡くなった悲しみはジワジワと心の中に広がりました。こんなに読みやすくて、格好良くて、ロマンチックで、海外ミステリって面白いんだ! と教えてくれたのはドン・ウィンズロウ『ストリート・キッズ』(感想)でした。ありがとう御座いました。
最後に面白かった漫画からシモダアサミ『中学性日記』を紹介。大きかったり小さかったり、生えたり生えなかったり。中学生の性に関するコンプレックスを、クスクス笑える青春漫画化。下品すぎず、いやらしすぎず、寝る前にちょっと嬉しい作品。Kindleの無料お試し版でハマってしまいました。今までになかった流れだなあと。