鎌倉でひっそりと営むビブリア古書堂。店主の栞子が帰ってきて、読書アレルギーの俺も、ようやく助手として手伝えるようになった。今日もまた栞子は古書にまつわる事件に気づき、真相を追いかけてしまうが……。
古書にまつわるエピソードと、人と人との気持ちのズレや誤解を上手に合わせたシリーズ第2弾。誰もが知っている有名な作品をメインに、上手にトリックを組み合わせたなと感じさせる。大きな物語も小出しにあって、面白さのバランスが出来上がっている。読みやすすぎてビックリするんだけど、読み終えた感が十分にあるのも、構成のためなんだろうな。
ビブリア古書堂の事件手帖2 ?栞子さんと謎めく日常?<ビブリア古書堂の事件手帖> (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/02/25
- メディア: Kindle版
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