浅倉秋成 六人の嘘つきな大学生

5000人の就職活動生がエントリーを希望するIT企業スピラリンクス。最終選考まで進んだ6名は、課題解決型プレゼンテーションのために一致団結する。しかし直前で、内定に相応しい1人を選ぶと変更を言い渡される。重い空気の会議室には6人それぞれの罪を書いた封筒が置いてあり……。

その紹介、めっちゃ面白そう! と思ったのはTwitterの誰だったか……。ミステリーの面白さが、謎×テクニックで最高100点を目指すのだとすれば、本書は謎は0に近似しているけどテクニックが最高!荒々しいけどジャンクな読み応えでほぼ100点! な印象。国内ミステリー、最近こんなのばっかり読んでるな。