すでにシリーズ二巻目を読み終わってからの結果論で申し訳ないけど、古橋秀之『タツモリ家の食卓 ― 超生命襲来!!』は最初のお膳立てでしかない。食事やお皿の用意をしつつも、味噌汁が噴いたり皿を割りそうになったりする小さなレベルから、豚カツソースを買いにいかなくちゃならないレベルまで。お茶の間と超新星爆発とが同じ立ち位置になって語られているだけでも面白いんだけど、あくまでも最後はみんなそろって「いっただっきま〜す!」でしかない。一巻目にして無茶苦茶キャラが立ってる。だからそれでも面白い。二巻はもっと面白い!(2005年08月)
- 作者: 古橋秀之,前嶋重機
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2000/05
- メディア: 文庫
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